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次の扉

デザインを考えること。

図面を引くこと。

制作すること。

僕の中でそれぞれは、それぞれで成長している。
デザイナーとしての自分と設計者としての自分と制作者としての自分。
それぞれの自分が、こうしたい。と主張する。
その主張はいつも噛み合わない。
けれど、そのバランスが整うときが時々あって、そういう時に自分自身の成長を実感できる。

そしてまた次の自分へすすんでいく。

美味しいということ。

余韻の中にも美しい味わいがある。
終わった後のこの空間に漂っていた気配は、確かに美味しいと思った。
またこんな美しい時間を作りたい。

 

 

装わないままの姿

手を加えないこと

手を加えること

時間を加えないこと

時間を加えること

生み出される次のための元となること

素とは、果てなく続く、生み出す種

 

ぼくは、素の中で揺れ動く

樹木

樹齢100年は優に超えている巨大な御神木。
僕が日々扱っている木という素材の本来の生命力を目の当たりして圧倒される。
今、作業台にある木材は僕が生まれる前からずっとどこかで月日を重ね生きていたんだ。
僕ら木を扱う職人は、木という物言わぬこの素材をただの材料として捉えるのではなく、
樹木の命と人の暮らしを繋げる尊いことであることを自覚しなければならない。
と樹木の雄大さを見る度になんとも言えない深い祈りを捧げたくなるような思いになる。

 

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