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- つなぎ、あわせる場所 -

「指物 (さしもの)」は木と木を組み合わせてつくる、伝統的な手法のこと。
その代表的な木組みの一つに千切り(ちぎり)というものがあります。
一枚板のような大きな板の割れ目を広げないために使うもので、その目的は、ふたつのものをつなぎあわせること。

ある日、美しい千切りができました。
そのなんとも言えないバランスが気に入って眺めて作業をしていると、
木を組むとは、ふたつのものをひとつにすることと捉えられることに気づかされました。

そんな木組みにちなんで名付けた chigiriという空間が工房に併設してあります。

私たちとお客さま。
作ることに夢中になりがちな私と、楽しみに待ってくださるお客さま。

この関係性を つなぎ、むすぶ。

そんな場所を作りたくてしつらえた空間です。

家具は、選んで終わりではなく、むしろそこからがはじまりです。
私たちは、ものづくりを通じて、お客さまとたくさんの時間を共有したい。
私たちからは、家具のこと、木のことをお伝えし、お客さまからも私たちの知らないことを教わりたい、
暮らしを楽しむことを一緒に学んでいきたいと考えているからです。

普段はショールームやショップであり、
また素晴らしいつくり手を招いてギャラリーを開くこともあれば、
時には、お客さまとつくり手が一緒に過ごすリビングルームのような空間にもなります。

どうぞ、さまざまなchigiriを楽しみにいらしてください。

※Chigiriは、毎月オープンデーを設けております。詳しくは、newsよりスケジュールをご確認ください。

Showroom & Shop

家具に触れていただく場所

さしものかぐたかはしの定番の家具や小物を直接ご覧いただけます。
(その都度展示しているものも違うのでもしご覧頂きたい家具、小物があるときは事前にご確認ください。)
気になることは、なんでもお気軽にお尋ねくださいね。
私たちが扱う無垢の木は、反ったり、割れたり、生き物ならではの変化があります。
ほんの少し知っておくことでケアできるからこそ、お伝えしておきたいことがあります。
無垢の木にしかない魅力のひとつは、同じ材種でも、ふたつと同じ表情のものがないこと。
その他にも写真だけではわからない木肌の質感、手鉋の跡。
私たちが大切にしている部分は、直接ご覧見て、触れることで感じていただけます。
ぜひ、そんなこともお客様とお話できれば嬉しいです。

実際に手に取って、木を見てお選びいただけます。

さしものかぐたかはしは、家具とともに空間を彩る小物もつくっています。
写真やイラストを飾る「フォトフレーム」や、「我谷盆」は大切な原点ともいえる存在です。
それぞれの小さな作品にも、さしものかぐたかはしの思いがつまっています。
普段使いはもちろん、大切な人への贈り物や、記念品などにも喜んでいただいています。
木目や手触りなど、表情もことなるひとつひとつの小物を手にとって、お気に入りの作品を見つけてください。

空間づくりもご一緒に。

素敵な空間をつくりたい。という思いをかたちにすることは、難しいけれどとても楽しい時間。
もし当工房の家具をご検討いただいてるのならば、どんな空間づくりをしたいのか、
ぜひ私たちもその輪にまぜてください。一緒に考えたいです。
2022年に私は、憧れの建築家の一人、中村好文さんに住宅設計のことを学びました。
実際、好文さんの空間を拝見する機会があり、その作りにとても感銘を受けました。
私も家具がある空間の細部に、うっとりしてしまうような技を凝らしたい。
そんなことを考えています。
新築、リフォーム、店舗内装のご相談、ぜひお気軽にご相談ください。
お部屋の窓枠、手すり、ドアノブなど。ちょっとした造作に手を加えることで、住まいは、より美しい表情を見せてくれます。
空間づくりからご一緒させていただくことで、指物ならではの隠れた工夫や細やかな手仕事がさりげない心地よさを添えます。
より美しく気持ちのよい暮らしのお手伝いができたら嬉しいです。

Gallery

「湯宿さか本」写真展

つくり手をつなぐ、自由な場所。

私たちが、つくり手としてより成長するために、ジャンルを問わず様々なつくり手をお招きしています。
展示会をしたり、喫茶室をしたり。chigiriという空間を、私たち自身も楽しく活用し、みなさまとシェアしたい。
つくり手の方をお招きするときは、なにか響き合うことがしたい。
違うジャンルのつくり手の方と私たちの技術を使えば、どんなことができるのか。

私たち自身が一番楽しみたいのです。

禅ぱんさんの出張販売

どじょうやさんの出張販売

safuji Exhibition

Zujyo curcus Exhibition

お茶の時間 雲間の出張販売

toccoの部屋

Coffee

Coffee Roaster

珈琲を通して伝えたいこと。

当工房は、広島の熊野町にあります。広島市内からは、少しだけアクセスしにくい場所かもしれません。
わざわざ足を運んでくださったお客さまに、精一杯おもてなしをしたい。
そんな思いから珈琲のハンドドリップを始め、今は珈琲豆の焙煎もしています。
身近な珈琲というジャンルも、さしものかぐたかはしのものづくりの姿勢のまま、取り組んでいます。
こちらも楽しんでいただければ嬉しいです。珈琲の焙煎、ハンドドリップは、大坊珈琲店の大坊勝次さんに指導していただきました。

そのご指導の元、私なりに追求している深煎りの珈琲。さしものかぐたかはしの「珈琲」にもぜひご期待ください。

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